第14回津軽地区老人福祉協会研修会がフォルトーナにて開催されました。地域の福祉施設関係者が一同に集い、介護・福祉ニーズに応えていく為の研修・意見交換を行う場で毎年開催されております。
はじめに、津軽地区老人福祉協会、三上貴生会長(おうよう園理事長)から開会の挨拶があり
その後、部門別に分かれ、今回は『ケア部会』『給食部会』『相談部会』『在宅部会』『管理事務部会』の5つに専門講師を迎え、研修を行います。
ブログ担当の私は『ケア部会』の「嚥下障害について」に参加しました。
講師には弘前城東学園の浅田一彦氏を迎え、摂食嚥下障がいを理解すること、また、これにより引き起こされる病や予防方法について学びましたが、講義では、嚥下障がい者の気持ちを理解する為、口にアイスのヘラのような木の棒を咥え、話す、ストローで水を吸うということを行い、それが如何に難しいかを体験しました。
分科会が終わり、次に弘前静光園の照田英明園長が記念講演を行い、「看取り」の歴史、時代の流れの中で今、私達介護職員・施設に求められるものは何なのか、という講演があり、非常に考えさせられました。
そして、全ての研修が終わり、最後は懇親会。
今回で14回目と掲げられていましたが、歴史は古く、永きに亘って地域の介護に貢献してきた津軽地区老人福祉協会。
今後も多様化する介護現場に対して、様々な介護研修、情報発信をして頂きたいと思います。