ブログをご覧の皆様こんにちは。例年になく今年は暖かい日が続き、いつドカ雪が降るか心配されている方も多いと思います。このまま雪が降らなければと祈る毎日です。
本日は先日研修に参加した内容を職員に伝えるべく、実技をもって勉強会を開いている様子をブログに投稿いたしました。
私が研修で学んできた事は「移動の介助」です。私はおうよう園に無資格で入社し、2年前に介護福祉士に合格しました。無資格でなおかつ介護の仕事にたずさわったことがない私に実技、資料を使いおうよう園の先輩職員は丁寧に、優しく教えてくださいました。おかげで介護福祉士がなくても半年後くらいには自分のケアに自信を持ってケアすることができました。あれから5年。今回の研修で移動の介助だけですけど、基本に戻り自分を振り返ることができました。
職員の皆様に伝授したことは、トランスファーの基本です。人は座ったままで立つ時は足を引いて、前かがみになりたちます。足が前にくると、どんな人でも立つこと出来ません。その原理を利用し、介護者は体勢を低くし、お客様の足を引き、前かがみにすることでお尻が浮きます。その力を利用すれば大きな力を使用しなくてもトランスできるのです。
また声掛けの重要性も改めて実技で体験することができました。1人の人に目を瞑ってもらい、上に持ち上げる事を声掛けするのと、全く伝えてないのと、2パターンで体験しました。声掛けすると、やっぱり上に持ち上げられる方は無意識に自然と上にいこうとします。声掛けなしだとやっぱり上に持ち上げるのになにも意識していないので、大変な力を使います。やっぱい普段からお客様に「右むきますよ」「立ちますよ」と声掛けする意味の重大さが本当にわかりました。
おうよう園では夜勤もある変則勤務で、当日全職員が今回の実技を体験する事は不可能な為、何日か日にちをもうけ、私が学んできた事を伝授していきたいと思います。
また「移動の介助」のあと、時間があった為、新人職員に爪切りの指導もしました。私も爪切りが得意なわけではないですけど、新人職員と一緒にまた基本に戻り、学んでいけたらと思います。
(特養Y.N)